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裏側矯正とは
裏側矯正は歯の裏側に矯正装置を装着して歯を動かす矯正治療の方法です。しかし前歯の裏側の形は人それぞれで違いがあります。(くぼみやでこぼこ)
その為に表側矯正とは異なり、裏側矯正は、その方のオーダーメードの裏側矯正の矯正装置(ブラケット)を作成しなければなりません。
工程としては、まずクリニックにて患者様の精密な歯型を取り、その歯型を技工所に送ります。技工所で歯の装置を作成し、技工所より送り返してもらい、その後に私がチェックして裏側矯正の装置が出来上がります。その出来上がった装置を患者様に装着していきます。
表側矯正の場合は既製の装置を使用しますが裏側矯正の場合はオーダーメードとなり装置作成に手間と時間を要します。
装置は下記の写真のように装着されます

裏側矯正のメリット デメリット
- メリット
-
- 矯正装置が見づらく審美的に優れている。
- 矯正治療していることが他人から気づかれにくく心理的ストレスを軽減できる。
- 食事のストレスが少ない。
- 矯正装置によっては表側矯正より早く歯が並ぶことがある。
- デメリット
-
- 人により慣れるまでしゃべりづらい。
- 表側矯正に比べて費用が高い。
費用
- 上顎が裏側で下顎が表側
- ¥1,000,000
- 上下ともに裏側
- ¥1,200,000
裏側矯正の治療の流れ
STEP 1 矯正装置の作成
精密な歯の型どりを行い、技工所にて歯に装着する装置を作製します。
STEP 2 矯正装置の装着
矯正装置を専用の接着剤で装着してワイヤーをセットします。
STEP 3 矯正装置の調整
3週間に1回のペースで通院していただき、歯の動きに合わせてワイヤーを調整していきます。
STEP 4 保定装置の取り付け
歯並びが綺麗に整ったら、歯並びの後戻りを防ぐための保定装置を使用していただきます。
STEP 5 治療後の保定装置装着
歯が綺麗に並び終えたら、取り外しが可能な保定装置を装着します。
保定装置を使用する事により後戻りを防ぐことができます。
期間はおよそ2年ほどです。
「上顎の犬歯が八重歯の症例」
中学生の女子「上顎の犬歯が八重歯の症例」
上の歯の犬歯がはえる隙間がない事を主訴として来院されました。通常どおりの検査を行い、「上下の歯の大きさと骨の不調和による叢生」と診断されました。
- 治療計画
- 上下左右4番目の歯を抜歯してそのスペースを利用して治療を行う事となりました。
- 矯正装置の種類
- 上顎は裏側からの矯正装置
下顎は白い矯正装置
矯正治療前の写真



矯正治療後の写真



治療前の写真と比べると上顎の犬歯のはえるスペースができて八重歯は綺麗に並べる事ができました。また全体的に咬み合わせも改善されてバランスよく咬めるようになりました。
患者様ご本人にも喜んでいただきました。
治療期間は上下の第2大臼歯の萌出を待っていたために2年6ヶ月を必要としました。
この治療におけるメリットおよびデメリット
- メリット
- 患者様の主訴である八重歯が綺麗になり全体的に咬み合わせも改善されました。
- デメリット
- 上下の歯を抜歯する必要がある事。上下の歯に矯正装置を着ける必要があるために、矯正治療中の食事の際に矯正装置に物が詰まりやすい事。
歯ブラシが矯正治療の前に比べると大変な事。矯正装置の違和感。
治療に必要な費用
- 検査、診断料
- ¥25,000
- 矯正装置装着料および施術料
- ¥1,000,000
- 調整料金
- ¥6,000の回数分で¥180,000程になります。
なお、毎回の遅漏時のクリーニングは無料で行っております。
「八重歯を伴う開咬の治療例」
「20代の女子上顎の犬歯が八重歯で前歯部が咬んでいない症例」
上顎の左右の犬歯が八重歯が主訴で来院されました。通常通りの検査を行い、「上顎の前歯部に叢生を伴う開咬」と診断されました。
- 治療計画
- 上下左右4番目の歯を抜歯してそのスペースを利用して治療を行う事となりました。
- 矯正装置の種類
- 上顎は裏側からの矯正装置
下顎は白い矯正装置
矯正治療前の写真





矯正治療後の写真





治療前の写真と比べると上顎の八重歯と上下前歯部のデコボコは綺麗に並び、
前歯部の咬み合わせも深くなり全体的に咬み合わせが改善されていることが解ります。
患者様ご本人も大変に喜んでいただきました。
治療期間は舌の悪習癖があったために2年と2か月を必要としました。
この治療におけるメリットおよびデメリット
- メリット
- 患者様の主訴である八重歯が綺麗になり全体的に咬み合わせも改善されました。また発音も容易くなりました。
- デメリット
- 上下の歯を抜歯する必要がある事。上下の歯に矯正装置をつける必要があるために、矯正治療中の食事にある程度の注意が必要であり、また矯正装置の間に物が詰まりやすい事。
歯ブラシが矯正治療の前に比べると大変なこと。矯正装置の違和感。
治療に必要な費用
- 検査、診断料
- ¥25,000
- 矯正装置装着料および施術料
- ¥1,000,000
- 調整料金
- ¥6,000の回数分で¥180,000程になります。
なお、毎回の遅漏時のクリーニングは無料で行っております。
「開咬の治療例」
20代の女子「前歯が咬み合ってなく開咬の症例」
上下の前歯が咬んでない事と前歯のデコボコを主訴として来院されました。通常通り検査を行い「前歯部にデコボコを伴う開咬」と診断されました。
- 治療計画
- 下の悪習癖のために上顎の歯並びの幅が狭いために裏側から拡大し、その後、上顎には裏側に下顎には表側に矯正装置を装着して綺麗に歯を並べてまた咬み合わせも改善しました。
- 矯正装置の種類
- は裏側に、下は表側にセラミック(白い矯正装置)
矯正治療前の写真





矯正治療後の写真





治療前後の写真を比べると目場は綺麗に咬み合っていて、上の奥歯が狭かったのが拡大されており下の奥歯と綺麗に咬み合っていることが解ります。
治療期間は患者様の協力が大変に良かったために1年半で終了することができ、現在保定治療を行っております。
この治療におけるメリットおよびデメリット
- メリット
- 前歯部の歯並びが綺麗になり、全体的に咬み合わせが治療された事
- デメリット
- 上下の歯に矯正装置を着ける必要が7あるために、矯正治療の食事の際に矯正装置に食べ物が詰まりやすい事。歯ブラシが矯正治療前に比べると大変なこと。矯正装置の違和感。
治療に必要な費用
- 検査、診断料
- ¥25,000
- 矯正装置装着料および施術料
- ¥1,000,000
- 調整料金
- ¥6,000の回数分で¥102,000程になります。
なお、毎回の遅漏時のクリーニングは無料で行っております。