小児の治療例
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小児の矯正治療5歳の女子「前歯の反対咬合」
5歳の女子「前歯の反対咬合」
前歯部の反対咬合を主訴として来院されました。精査、診断の結果「前歯部の反対咬合」と診断されました。
- 治療計画
- 上顎に取り外しのできる教師装置を使用して裏側から前歯を前方に拡大します。
使用は、お家の中で食事の時と歯ブラシの時以外は使用することを指示しました。 - 矯正装置の種類
- 取り外しのできる矯正装置

矯正装置の写真です。

下の前歯が上の前歯より前に出ていて反対咬合であることがわかります。

上顎の前歯が下顎の前歯に比べて前に出ていることがわかります。
治療期間は患者様の努力とお母さまの協力が得られて5か月間で終了しました。
この治療におけるメリットおよびデメリット
- メリット
- 顎の成長をコントロールできる事
口や顎骨の変形、異常成長を防ぐという事
小児矯正を行う事で、大人になってからの矯正治療を必要としない場合もある
大人になってから本格的な矯正治療が必要となった場合でも、抜歯を伴う治療を回避して治療時間を短くすることができる
コンプレックスの解消 - デメリット
- ご本人が協力的でないと思うような結果が出ない場合もある。
顎の成長に合わせて治療するために一時的に歯並びが悪くなることがある。
大人になってから再度矯正治療が必要な場合もある。
治療に必要な費用
- 検査、診断料
- ¥29,700(税込)
- 矯正装置装着料および施術料
- ¥356,400(税込)
- 調整料金
- ¥4,400(税込)の回数分で¥22,000(税込)になります。
なお、毎回の治療時のクリーニングは、サービスで行っております。
小児の矯正治療7歳の男子「前歯の叢生(デコボコ)」
前歯が並ばないことをお母さまが心配して来院されました。精査、診断の結果「前歯部の叢生」とされました。
- 治療計画
- 上下共に永久歯の萌出スペースが不足しているために、側方(横側)に拡大してスペースを作ることにしました。
- 矯正装置の種類
- 取り外しのできる矯正装置
術前のレントゲン写真

上顎の3番目の犬歯のスペースがほとんどありません。
下顎も同じように3番目の犬歯のスペースが僅かですが不足しているのが解ります。
このままですと特に上顎の前歯は凸凹になり、犬歯は間違いなく八重歯になるでしょう。
術中の写真

上顎の左右の2番目から2番目の4歯は綺麗にはえることができ、3番目の犬歯のスペースができました。
下顎も同じように3番目の犬歯のスペースができました。これで八重歯になる事はなく自然に萌出することを待ちます。
治療期間は患者様の努力とお母さまの協力が得られ6か月で終了しました。
この治療におけるメリットおよびデメリット
- メリット
- 取り外しの矯正装置を使用したために、食事の際と、歯ブラシの際に外すことができお口の中の衛生状態が清潔に保つことができる。また学校に装着していかないので、矯正装置が勉強に影響することが少ない。
将来歯が生えて凸凹になる事を防ぐことができることために、歯ブラシがしやすくなるので虫歯や歯肉炎になるリスクが少なくできる。
例え将来第2期の矯正治療が必要でも、抜歯を伴う治療を回避して治療時間を短くできる。 - デメリット
- ご本人の協力がないと思うような結果が出ない場合もある。
矯正装置が壊れる場合がある。
治療に必要な費用
- 検査、診断料
- ¥27,500(税込)
- 矯正装置装着料および施術料
- ¥356,400(税込)
- 調整料金
- ¥4,400(税込)の回数分でおおよそ¥264,000(税込)になります。(毎回の治療時のクリーニング代は含まれてます。)